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ツーリングマップル2020年版 改訂ポイント紹介 「拡大図の追加」

ツーリングマップル2020年版 改訂ポイント紹介 「拡大図の追加」

by touring_m@pp1e

更新日:2020年2月27日

ツーリングマップル2020年版、改訂ポイント紹介記事。第2回目は「拡大図の追加」。こちら、今年は北海道・関東甲信越・中部北陸の3エリアに限られますが、「そもそも拡大図って必要なの?」というところも含めてご紹介しますので、読んで、なるほど!と思った方はぜひ買って活用してみてくださいね!

いまさら「拡大図」に意味なんてあるの?

2020年を迎えた現代ニッポン。スマホも既に普及しきり、そもそも紙地図の役割、いや、その存在に疑いを持つ人も少なくありませんよね。

もう何年も前になりますが、あるラジオでパーソナリティが

「こないだ都心で紙地図を持って歩いてたんだけどさ、…」

なんて話し始めると、突然アシスタントの女性が大笑いして

「ええ!?紙の地図なんて今売ってるんですか!?スマホあるのに!?それ要るんですか!?」

なんてツッコミを入れて(というかバカにして?)ましてね。まあ、現実はそんなものだよな・・。と何とも言えない心境になって、ついラジオを消しちゃったわけです・・。

ともかく今の世の中、目的地に着くだけなら「ナビアプリ」があれば事足りるわけです。それは確か。そういう時代に紙の道路地図に求められる役割というのは、大方「プランニング」という部分に落ち着くのかなと思います。

「目的地」となる場所を探すツール。これが紙地図の突出した機能のひとつ。ツーリングマップルも、使われているのは主にその部分になると思います。(地図だけで目的地にたどり着く面白さはもっと広めたいと思ってます!大丈夫。その辺の話は場を改めてしますから…)

で、ナビと併用する人の場合、プランニングにはさほど細かい情報は必要ないわけです。「道中の目印」とか、「何本目の道を入る」とか、ナビがあればそういう情報が無くてもたどり着けるので、縮尺が大きく、細かい道や施設がたくさん入った、より詳しい地図は別に要らないんですよね。。

実際ここだけの話、地図の出版物もまだ売上堅調なのは、小縮尺の地図シリーズで、縮尺の大きな詳しい地図本はどんどん売れなくなってきています(こんなこと言うと社内で怒られそうだけど…)。

「じゃあなおさら、ツーリングマップルで拡大図増やす意味なんてないじゃん!」

まあそりゃそう思いますわな。ところがどっこい、そんなこたねぇんだ。ちょっと聞いとくれ、見ておくれ。って、話が今回の記事です。はい(前置きが長い・・)。

 

「本図」と「拡大図」

ツーリングマップルでは、基本の地図を「本図」、特定の都市やフェリー乗り場などをクローズアップした図を「拡大図」と呼んでいます。

本図と拡大図で同じ範囲を見ると、情報量は全く違います。当たり前のことではあるんですが、改めて、ここで見比べてみましょう。

 

▲北海道「37 中標津」の図面

この図の右側にあるのが別海町中心部の拡大図、これ、今回新規追加した図ではないんですが、例として分かりやすいのでここで出させていただきます。

一方、本図の真ん中あたりに、茶色か黄土色っぽい枠線があります。これがこの拡大図の範囲を記した枠です。

それではこの二つを切り取って、同じ大きさにして並べてみましょう。

▲左:本図1/20万の別海町中心部、右:拡大図1/3.5万の別海町中心部

違いは一目瞭然・・ですね。北海道版は、そもそも本図の縮尺が1/20万なので、他エリアと比べ違いがより顕著(というか1/20万をここまで拡大すると恥ずかしい・・)ですが、やっぱり拡大図があると、色々なことが分かりますよね。

本当に当たり前ですが1/20万だと、情報はほとんど入れられません。ここでは大きくしていますが、実際には1.5cm角にも満たない大きさですから。

一方拡大図の方は、情報がたくさん。この「情報がたくさん入れられる」というのが拡大図を挿入するメリットです。オススメのお店とか、役所の位置とか、細い路地とか、そういう地図情報の表示可能量がはるかにアップします。これまでスペースの都合で入れられなかった情報が入れられるんです。

これにより、ユーザーにとっては「この街に立ち寄ってみようかな」というきっかけができますよね。うっかり素通りしかねない街も、拡大図があることで、興味が湧いてきます。

「漁協があるってことは美味しい海鮮が食べられるかな?」

「掲載されてないスポットで面白そうなところはないかな?」

「そもそも別海町ってどんな街?歴史は?」

などなど。そう考えていくと、拡大図を追加する効果って、計り知れません。これまで拡大図にあまり注目してなかった方や、海をつぶすと書き込みスペースが無くなっちゃうじゃん!とか思っていた方も、この機に拡大図を使ってみましょう。

ちなみに紹介した別海町の拡大図も、2016年版で新規追加されたものです。北海道版では小原さんの「拡大図入れさせてくれ~~~!!」という熱意を受け、それ以降年々拡大図を増やし続けてます。2015年版と比較すると、なんと、70か所近くも増えているんですよ!スゴイ!

 

2020年版で追加されたところ

拡大図の意味を分かっていただけた(?)ところで、2020年版での追加箇所のご紹介です。

まずは北海道

北海道は16か所の追加です。

新たに収録されたのは

湯の川温泉、浦河、広尾、支笏湖、池田、岩内、足寄、標茶、川湯温泉、常呂、枝幸、豊富、十勝川温泉、定山渓温泉、弟子屈、東川

です。追加の一方で、旧版に収録されていた上ノ国は割愛させていただいています。

 

続いて関東甲信越

関東甲信越は、著者の中村さんが、北海道の拡大図がどんどん増えているのを見て、「関東甲信越だって拡大図欲しい・・・!」と闘志(?)を燃やしておられたので、今年久々の追加となりました(笑)。

新たに収録されたのは

日本平、修善寺、三浦、銚子、秩父、白馬

の6箇所。こちらも、旧版収録の直江津と茂木は割愛させていただいています。

最後に、関東甲信越との重複エリアで若干「タナボタ」感のある新規追加となった中部北陸エリア。

日本平、修善寺、白馬

の3か所が追加されています。ここでも直江津を割愛させていただきました。

 

まとめ

原価アップに厳しい昨今、むやみにページ数は増やせず、図を追加すればそれだけメンテナンスのコストも増え、制作側からすれば手間のかかる拡大図ですが、ユーザーの皆さんにとって意味があると思うからこそ、追加しています。

いろんな場所に立ち寄って、興味を持って、新たな発見してくださいね!

今後も拡大図の追加は取り組んでいきたいと思いますので、何かご意見、リクエスト等あればお寄せ下さいね!

それではまた!

筆者:touring_m@pp1e

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